ホグワーツ・レガシー語り ナツァイ・オナイは血の気が多すぎる

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ゲーミングイエティの生態
ホグワーツレガシー語り セバスチャン・サロウと突然の梯子外し | ゲーミングイエティの生態 www.hogwartslegacy.com オデ、イエティ。今日はホグワーツレガシーについて。このゲーム色々と語りたいことがあるんだけどあんまりSSを撮ってなかったのでクリア後に困っ...

オデ、イエティ。前回のセバスチャンの記事に引き続き、今回はナツァイ・オナイのサブクエストに絞って感想を話そうと思う。とはいえ真っ先に正直な感想を言うとナツァイに関しては印象が薄い……というかサブクエストとしては大味で、同じボリュームのセバスチャン、ポピーに比べるとはっきり言って面白くなかった。

良く言えば「王道」で、悪く言えば「陳腐」。わかりやすいストーリーではあるが別にホグワーツ・レガシーでやらなくてもよい話だとオデは感じた。もちろん、良いところもあったのでその辺りを話したくて記事を書いてんだけどね。

それはともかくグリフィンドールはナツァイ、スリザリンはセバスチャン。ハッフルパフはポピーで……なぜかレイブンクローに関しては寮生に焦点を当てた大き目のサブクエストがなかった。男女比的にもアミットに関するサブクエストがあっておかしくないと思ったのだけど……まったく触れられないままだったので肩透かしを食らった。まあ、これについてはまた今度だな。

ネタバレありで語っていく。

目次

・ナツァイ・オナイって?

(主人公の笑った顔たまにとんでもなくウザく感じる)

ナツァイ・オナイは主人公と同じ五年生。グリフィンドール寮に所属する優等生で、ワガドゥーの魔法学校から転入してきた。母であるムディワ・オナイはホグワーツの占い学教師を担当している。正義感が強く、ホグワーツ地域を脅かしているアッシュワインダーズを強く敵視している。

主人公とはローネン先生の授業やホグズミート案内から知り合い、主人公がアッシュワインダーズと敵対していることを知って協力を申し出てくる。アッシュワインダーズのNo.2であるシオフィルス・ハーロウの悪事を挫くために時には危険を冒しながらハーロウを追い詰めていく。

……とここまで書くと正義感のある女子生徒で好感が持てなくはないが、古代魔術の因縁で目をつけられている主人公とは違ってまったく関係ないのに「反社組織のNo.2を私たちだけで潰そうぜ!」と肩を組んでくるヤバいヤツというのがオデの印象だ。

・セバスチャンを選んだ場合のナツァイ……

ウィーズリー先生からホグズミードへの案内人に選ばれるのがナツァイとセバスチャン。この選択はかなりキャラクターの印象を変える。オデはセバスチャンを選んだのでナツァイとの接点はほとんどなかった。これが良くなかったかもしれない。

オデから見たナツァイはいきなり距離を詰めてきて、

アッシュワインダーズと事を構えてるって!? 正義のために一枚噛ませてよ!

奴らのNo.2のハーロウを一緒に倒そう! というか何で敵対してるなんて大事なことを教えてくれなかったの!? どういう因縁があるの!? まあ詮索はやめといてあげるけどハーロウを倒すための証拠集めにいつでも呼ぶからね!

と一方的に言ってくる存在である。どう考えてもヤバい。主人公(オデ)からすればちょっと小耳に挟んだくらいの知らない生徒に古代魔術について話すわけないし、敵対してるからと言ってハーロウを追うかどうかはまた別問題である。ホグズミードへの案内人にナツァイを選んでいたらもう少し印象は変わったろうが、オデの目線から見ると上述した通りの押しの強い危険人物なのだった。

・そもそもハーロウの影が薄い

ハーロウのSSなんか撮ってるわけねーだろ! いい加減にしろ!

シオフィルス・ハーロウという名前は語感がいいから覚えているだけで、ハーロウ自身

は影が薄い。コイツの上司でありアッシュワインダーズのトップであるビクトールはメインストーリーで脈絡なく主人公と決闘して死ぬし、ハーロウに至ってはメインストーリーとほぼ何の関係もない人物である。こいつがホグズミードを荒らしていると言われても主人公からすればそれどころではない。目と鼻の先でランロクが巨大ドリルマシンを作ってるのに街のゴロツキに対して正義感を燃やしてる場合か?

そんなわけなのでオデからするとナツァイから「ハーロウを倒そう!」と言われてもフ~ン……というくらいにしか感じなかった。ハーロウを含むアッシュワインダーズは普通にろくでもない奴らなので邪悪な犯罪を働いていたりはするのだが、別にハーロウ自身が主人公を追ってきて嫌がらせをしてくるわけでもなし。どうでもいいというのがハーロウへの第一の印象である。

・勇気と蛮勇は違うんじゃない?

ナツァイはグリフィンドール寮らしい勇気ある人物として描かれている。しかしその反面、ナツァイが最初に話を持ち掛けたシンガー巡査やナツァイの母であるムディワ先生からは「無謀」だと思われている。これについてはオデも深く同意したい。

ナツァイが攻撃的と言えるほどの正義感を振りかざす理由は父の死や故郷の問題などれっきとした理由はある。しかしいくらそうした背景があったとしてもホグワーツを脅かしているわけではないアッシュワインダーズを少数の生徒で潰しにかかる、というのはちょっと飛躍しすぎなのだ。母であるムディワから身を案じられているのにも関わらず笑ってあしらうような態度も鼻についた。

こういうときに主人公は多少、選択肢によって態度を選べるのだがナツァイへの協力を拒むことはクエストの都合上できない。どうしても筋が通らないと思ったらサブクエストの進行を止めるしかなくなる。それは流石になあ、とオデも仕方なしで進めることになるのだ。

・面白かった点は「動物もどき」

ここまで相当にボロクソ言っているが、面白い点はちゃんとある。ナツァイが「動物もどき(アニメーガス)」であるという点だ。ホグワーツ・レガシーをプレイした後に改めてハリー・ポッターをまとめ買いしたが、動物もどきという設定は非常に魅力的だ。原作においてはミネルバ・マクゴナガル先生やシリウス・ブラックが主な動物もどきとして活躍する。

しかし設定上「動物もどき」というのは希少な存在であり、めちゃくちゃ煩雑かつ難易度の高い儀式を経ないと動物もどきになることはできない。原作ではホグワーツ生としてハリーの父親であるジェームスたち4人が動物もどきになっていたが、これは相当大変であろうことがわかる。何でもありのホグワーツ・レガシー主人公ですらも動物もどきにはなれない。

エッセイ集 ホグワーツ 勇気と苦難と危険な道楽」によれば約2ページにもわたる……とんでもない苦行の末に動物もどきになれるとされている。ナツァイが動物もどきなのはワガドゥーの魔法学校による教えによるものが大きい。ワガドゥーでは動物もどきは珍しくないらしく、ホグワーツと違って積極的に教えているようだ。イギリスの魔法使い標準での動物もどきは1000人に1人らしいのでそれを考えるとワガドゥーがとんでもない場所なのがわかる。

ナツァイのクエストでは「動物もどき」になる感覚というものを事細かに教えてくれる。鼓動が二つあるなど、独特の感覚についての動物もどき本人からの意見はけっこう楽しい。またナツァイはガゼルに変身することで安全にアッシュワインダーズの動向を探ることができている。これは原作のシリウスなどの立ち回りと似ていて、つくづく「動物もどき」という存在の強力さがよくわかる。

・他二つのサブクエストには負けるもののなかなか魅力的なサブクエスト

セバスチャンとポピーのクエストには負けるものの、良いところもたくさんあるサブクエストだった……とでも言うと思ったか! はっきり言わせてもらうがクソじゃい!

・自分の過去を理由に八つ当たりのように蛮勇を繰り返し、結果的に認められる
・クエスト上の敵であるハーロウに魅力がない
・謎に主人公とナツァイの距離が近くロマンスを感じさせる場面がある

ナツァイの勇気は故郷の状況が悪化したことでホグワーツに転入してきたことへの反発感から生まれており、ハーロウを倒すという目的は八つ当たりのように感じる場面が多かった。個人的には「グリフィンドールの勇気」というものは致し方ない場面で何かを守るために発揮される、原作のハリーやネビルが奮い立たせたような感情のことだと思っている。決して娘の身を案じる母を過保護だと切り捨てて突っ走る理由として「勇気」という言葉が使われるべきではない。

ナツァイはどちらかと言えばネガティブな感情への反発として勇気を奮っており、それが結果的に(主人公という超存在のおかげで)何の挫折もせずに大成功を収めた……という点は腑に落ちない。原作でハリーたちが経験した懊悩などは一体なんだったんだろう。オデが子供の頃ハリーが好きだったのは謙虚なのにここぞというところで大事を成すところであり、それ故に余計にナツァイの勇気を認められないのかもしれない。

ナツァイのクエストのクライマックスで「ハーロウを倒した主人公が気を抜き、よそ見をした場面でハーロウの魔法からナツァイが主人公を守る」というのも陳腐で気に入らない。オデはあのムービーシーンで仲間が主人公をかばうために起こる「よそ見」が嫌いだ。よそ見なんかしねえよ! 倒し終わったことを確認するまで残心は解きません! ニンジャスレイヤーを読んで勉強してこい!

ナツァイの勝手な目的に主人公は巻き込まれた上、なぜか最後はナツァイに感謝しなければならない……という流れはナツァイに有利すぎて直接的に言えば反吐が出そうだった。

ハーロウに魅力が無いことはまあ……もう語ることもない。これはナツァイのせいじゃないし。メインストーリーでアッシュワインダーズのトップであるビクトールが木っ端みじんになって死んだ直後にハーロウを倒そう! と言われても反応に困るのだ。残党狩りかな?

最後に言いたいのは謎のロマンス要素についてだ。オデはナツァイに対してあまり印象がなかったのでいつの間にか主人公が「ナティ」と呼びだしたことに違和感を感じたし、ラストシーンでは隣同士に座って手を握りあいだしたのもなんとなく不快感があった。ナツァイが嫌いとかいう以前に、ナツァイだけ特別にロマンスっぽく描写されているようで違和感がある。これは人それぞれでオデが敏感すぎるだけかもしれないから、強く言うつもりはないけどね。

もちろん原作においてハリーの友達であるロンは愛称で本名は「ロナルド・ビリウス・ウィーズリー」だし、別にナツァイを愛称で呼ぶのはそうおかしいことではない。というかホグワーツ・レガシーも原作のロン呼びなどから愛称で呼ばせたんだと思う。それは別に良い。しかし、だったらセバスチャンも愛称をつけて呼ぶべきだったしなァ……とモンニョリするのだ。

とまあダラダラと書いたがやっぱりサブクエストとして扱い(ボリューム等)が大きかった分、全体的な出来にガッカリしたというのがオデの本音だ。闇の魔術に関しての悲劇を語るセバスチャンのシナリオや、魔法生物を巡るポピーとの冒険に印象として全く勝てていない。王道と言うにはツッコミどころが多く、しっくりこないサブクエストだった。

個人的に楽しめたのはナツァイが「動物もどき」であるという点と、ナツァイの母親であるムディワ先生とナツァイの絆。あとはホグワーツ・レガシーをプレイするまで全く知らなかったワガドゥーに関しての知識を得られたところだ。これらの魅力的な設定にスポットライトが当たったことは大変すばらしいことだと思う。

このシナリオについてはややボロクソに書いたが、グリフィンドール生はどうか気に病まれないように。我々スリザリン生が真の友愛と勇敢さについてグリフィンドール生よりもちょっとばかし詳しいだけなのでね。

次はポピーのサブクエストについて書こうとするかね。

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