
オデ、イエティ。今回は『カームマインドリング』を買ってもらったので、レビューをします。






「カームマインド」というのは直訳すると穏やかな精神、みたいなこと。最初に断っておくとスピリチュアル、オカルト系の話ではなくて「フィジェットトイ」のようなものを買った、というお話です。手で触っていると落ち着く、というような効果のある道具の事ですね。
あまり聞きなじみのない言葉ばかりだと思うので、ちょっとした前書きからやっていきます。



治らない常同行動
オデは子どもの頃から爪をいじる癖がありまして。手が空いていて、何かに集中していると爪をいじってしまうんですね。お恥ずかしい話、こうしたいわゆる常同行動が止められないままいい歳になってしまいました。
両手が塞がっているときは良いのですが、例えば動画の台本を考えているときや。ADVゲームのシナリオに集中しているときなど、無意識に爪をいじってしまい、いつも利き手ではない方の爪が無い(深爪になっている)という状態です。これまでジェルネイルをしたりとアレコレ試してみたけど効果が出ず。



一時期、ハンドスピナーっていうただ回転させるだけのおもちゃが流行りましたよね? あの時代にフィジェットトイという「触っていると落ち着く」などの効果のあるおもちゃが注目されまして、安物のハンドスピナーやフィジェットトイをオデも持っていました。
しかし、常に何かの作業や思案をしているときに一々そのトイを手に持っている……という状況にならず。どうしても慣れなかったんですよね。高価なものを買えば責任が生じて慣れるかも? と思ったこともありましたが、自信がなくてどうにも購入には踏み切れず。
そして数年が経った今、爪をいじる悪癖は治らないどころか悪化の一途をたどっておりまして。それを不憫に思ったことで今回、カームマインドリングというものをプレゼントしてもらいました。
カームマインドリング Zen Mani Silver



今回はカームマインドリング専門店の「CalmLoop」さんの商品一覧を見て、欲しいものを選んで買ってもらったという感じです。リングとあるように指輪になっていて、ハンドスピナーのように指ではじいて回すものから、金属のビーズをカチカチといじるものまで様々。どれもフリーサイズで、大きさは調整できるとのこと。



オデが選んだのはコレ。全体的に女性向けのかわいらしいものが多かったので、あまり色のないもの……と考えているときに行き着きました。ゼン マニ リングです。



マニというのはおそらく、チベット仏教で用いられるマニ車のこと。マニ車は回した分だけお経を唱えたことになる、という優れもの。



ちなみにハンドスピナーが流行った際にもいち早くマニハンドスピナーが発売されていました。
まあ要するにどういうことかと申しますと、ゼンマニリングはマニ車でもあるので回すと功徳が積めるんですね。手慰みをしながら功徳も積める優れものということです。お値段は3000円なので、高価なフィジェットトイを試すよりも手軽でそこもうれしい。



届いたものがこちら。箱に入ってます。



開けるとこんな感じ。シンプルですね。出かける際に身に着ける予定はないのですが、指輪だとかさばらないのがいいですね。



まじまじと見るとマニ車でしかない。



ちなみにちゃんとマントラも書かれています。シンプルにかっこいいです。色違いもありますが、やっぱりシルバーが好き。



ちなみにもらってから二週間くらい、毎日爪をいじりそうなときには左手の親指に着けて過ごしています。そして手が空いたときに右手でマニ部分をぶん回して楽しんでいます。コツは親指を下に曲げてマニ車のカーブに指を合わせて回すこと。きれいに回せるとブウーン! という振動が左手の親指を伝って楽しいです。右手が空いてないときは左手の人差し指でカチャカチャやります。
今のところはリングのおかげで爪がなくならずに済んでおりまして、ちょっと前に三か月ぶり? くらいに右手の爪を爪切りで切りました。ひどい時は爪切りが足専用になるんですよね。指の爪は勝手になくなるので切る必要がない。



他にも色々とかわいい商品がありますが、個人的にはこれが好きですね。銀色の太陽のやつ。ただ、どうしても指でいじるので全体的に耐久性が心配にはなります。ゼンマニリングはそれなりに頑丈そうだったのも選んだポイントです。
ゼンマニリングそのものを気に入ったこともありますが、調べてみると自分と似たような常同行動によって苦しんでいる人たちがいることを知ってちょっと救われた気分にもなりました。小学校くらいからのくせなので、自分自身はけっこう受け入れていてあんまり改めて調べたこともなかったので。



そんなわけでカームマインドリング、ゼンマニリングの紹介でした。これからどんどん功徳を積んで、周りの人と差をつけていこうと思います。では、今回はここまで。おつかれさまでした。


