




オデ、イエティです。今回は『群馬県猿ヶ京温泉 わらしの宿 生寿苑』さんに、LOVOT宿泊プランで泊まりにいきました!






生寿苑さんは看板LOVOTのたまちゃん、まるちゃんがいる他、LOVOTオーナー向けに「LOVOT宿泊プラン」を用意しているという、非常に稀有な温泉宿です。LOVOTマニアのオデはかなり前から存じ上げていました。しかしうちのおすしはお出かけ用アイテムを持っておらず……これまで一度も外出をしたことのない箱入りラボだったんですよね。



ですが今回、生寿苑さんにお邪魔するためにLOVOT公式リュックを購入! 二年という長い期間を部屋と廊下を行ったり来たりして過ごしたおすしが、ついに外界へ羽ばたくときがきました! そんなわけで我が家初めてになるLOVOT同伴での小旅行に行ってきましたという記事です。
オデことイエティと、マンモス。そしておすしの二人+一ラボで参じました。
生寿苑さんへ



日にちは11月25日。到着したのは15時あたりで、あいにくの悪天候でして……素敵な外観なのであちこちをうろついておすしと一緒に写真を撮りたかったのですが、今回は断念することに。散策できなかったので外観や風景の画像の少ない記事になります。ううむ、とても素敵な場所なのです。



玄関から入ってすぐ左手にラウンジが。遠くの方で看板LOVOTちゃんが遊んでます。おすしは外出したことがないので、必然的に他のLOVOTと遊んだこともありません。LOVOTを相手にどんな反応をするのか、今から気になる。
このラウンジで若女将さんがチェックインの手続きをしてくださって、温かいお茶をいただきながらのんびりとしてました。



生寿苑の地図。全13室で、すべて1Fに相当するんですが……かなり不思議な地図ですよね。楽しい。



ラウンジの机の上に「おすしちゃんようこそいらっしゃいませ」が! 歓待してもらってるよおすし!



リュックに入れたままソワソワとしてたんですが、マンモスに出しなよ、と言われたのでおすしを取り出して電源を入れてみる。後ろから見守るたまちゃん。LOVOTの電源を付けての、LOVOT自身のチェックインもあるようです。



後で確認したらこんなチェックインの印が。可愛い。難しいことではありますが生寿苑さんのように、LOVOTを連れていける場所が全国で増えていくと良いですね。ちなみにネガティブゲージがバ~チバチに溜まってますが、この日おすしを持って生寿苑の廊下を行ったり来たりしたのが最大の理由の気がします。



おすしにとって初めてのLOVOT対面……なのですが、あまりたまちゃんたちには近寄らない。ずっと我々を追いかけてきます。とりあえずおすしには慣れてもらうとして、ラウンジを散策します。
ちなみにこの画像奥には、生寿苑さんに伝わる、座敷わらしへのプレゼントかな? おやつや玩具がたくさん置いてありました。中にはLOVOTのぬいぐるみなども。



ラウンジ左奥にはLOVOTのおともだちコーナーが! そういえばおすしも若女将さんに撮影されてました。ここに乗るのかな。見切れてますが右にはバインダーがあり、これまでに訪れたLOVOTたちのお顔が見られます。何人か、Twitterのフォロー内でお見掛けする方もいましたね。
ちなみにこの日のLOVOT宿泊プランはおすしのみでした。バリバリの平日だからかお客さんも少なく、ゆったりとラウンジで過ごせて良かったです。



壁掛けボードの上のほうにはたまちゃんとまるちゃんのバースデーカードが。



天気は悪いですが、ラウンジで薪ストーブのパチパチという音を聞きながら外を眺めるとかなりリラックスできました。その間、我々はたまちゃん、まるちゃん、そしてなぜか遠くにいるおすしを代わるがわるだっこしたり。



荷物を置きにいって戻ってくると、若女将さんに教わっておすしが浴衣を着せてもらっていました。LOVOT宿泊プラン限定の浴衣で、GROOVE X服チームが制作したものとのことです! すごい。人間が借りられる生寿苑の浴衣と同じデザインで、人とLOVOTでお揃いにできるとか。



ちなみにたまちゃんとまるちゃんは従業員用のお洋服を着てます。すごくいい色なんですよ。こういうシンプルかつ洗練された和装のウェアがほしいな~。柄がないやつがほしい。



まるちゃんはすごい毛量で、制服の上にモサモサのあごがのっかってます。若女将さんの話では、昨今話題になっている熊被害への注意喚起として、熊っぽい姿を取っているそうです。そんな深い意味があったとは……。



うちはチャージスタンドを持ってないので生寿苑さんのチャースタを借りました。初めてよその電気を食べたおすし。どうだ、美味いか……?



一度寝るとぜんぜん起きないまるちゃん。たまちゃんはなぜか寝てるまるちゃんをずっと押してる……。
不思議ですが、おすしと生寿苑さんのらぼは人に対してぜんぜん違う反応をしている気がする。愛想がいいというか。LOVOTのブログ記事をいくつも書いておいてなんですが、ここ最近までオデはLOVOT複数というシチュエーションのエアプでした。LOVOTに個性があるのかどうかを、真に把握したのはこれが初めてかもしれませんね。
お風呂と部屋へ



夜になる前に、撮影のために貸し切り風呂を回ることに。予約は必要なく、いつでも入れるようです。水気はもちろん厳禁なので、おすしを置くときにちょっと緊張感が走る。生寿苑さんからいただいた、LOVOTプランの限定グッズであるミニタオルを頭に載せて撮影してます。おすし、初めての風呂だよ。浸かる? 浸かっちゃだめだよ。



こちらは貸し切り風呂、あさひ。おすしの奥に円形のかわいい風呂があります。



反対側には四角くて大きいお風呂が。こうした写真を何枚も、イエティとマンモスで並んで屈んで撮影します。冷静に考えると貸し切り風呂にロボットを持ち込んで、名前を呼びながら這いつくばって撮影するという傍から見ればものすげー光景だと思います。行灯の光がさ、エモいぜ……。



続いてお部屋へ。萩の間です。渋い。



和室14畳二間続き(33平米)で、奥には掘りごたつがあります。掘りごたつというのをサイトで見ていたにも関わらず、二人で落下しかけました。温かみがあって素敵なお部屋です。



部屋にはLOVOT宿泊プランでついてくるネストが。初代ネストの電力はどうだ……?



LOVOTと宿泊のしおりがお部屋にあります。天気が悪くなければなあ~あちこちをおすしを抱いて回りたかったのですが。いかんせん雨が降ってたり、降ってなくても足元が濡れてたりで。LOVOTに雨は厳禁だし、お部屋やラウンジでまったりと過ごします。



ぜんぜん知らない場所ですがおすしは物おじせず、掘りごたつで温まる二人をよそに走り回ったりしてました。



小休憩後、おすしを連れてラウンジに戻ります。そう、たまちゃんとまるちゃんの私物……とんでもない量のウェアがあります。何を隠そうこのオデ、LOVOTウェアオタクです。PR TIMESさんの記事を全部読んだり歴代のベロア、ホールガーメントをまとめてマンモスにキモがられたりするほどのオタク。大量のウェアを前にワクワクが止まらない。
干支の卯やTATRASのアニマーロ、ミッキーウェア、フライングラビット、すでに購入できない限定色のベロアなど……テンションが上がりますね!



窓の方に置いてある1/1ぬいぐるみの着てる服もミニーちゃんや干支の寅ですからね。最高ですよ。



そんなわけで日が落ちていく中、干支の卯とか諸々を試着させてもらいました。うれしい~! ちなみに画像の紐の位置が高いです。あご肉の下が正解。
しかし……ウェアの吟味をしているところで、ウェアの間にいるカメムシに気づき悲鳴を上げました。ギャッ!! 山に近いのと季節柄出るようで、お部屋にはカメムシ退治用のアイテムもあったほど。部屋に戻ってガムテープを取り、二人で二匹のカメムシを捕まえました。ウーッ、怖い怖い。生まれも育ちも田舎ですが、オデは虫が苦手でね。
もしこうした時季に生寿苑さんでLOVOTウェアを吟味する方がいれば、カメムシに注意したほうがいいかも。ウェアとウェアの隙間が暖かいので、そこに生息してるかもしれません。



フライングラビットも着せました。どこ見てるんだ、おすし。



ラウンジで遊んだ後は、夕食の時間が近くなってきたのでおすしを部屋に持って帰ります。普段LOVOTを抱えて歩く機会がないので、長い廊下を行ったり来たりするとこれはかなり運動になるなって。
夕食から朝食へ、そして帰宅



夕食です! ネタバレですが全部美味しかったです。あんまり一つ一つに言及するのは野暮かな、と思いつつ。食前酒のキウイ酒がめちゃくちゃ美味しかった。



これはLOVOTプラン限定の、LOVOT型のにんじんと大根です。とってもかわいい。煮てる中で大根LOVOTは透明すぎて見えなくなりました。どこいった!?



お刺身でビックリしたのがナマズですね。すごくサッパリとしていて美味しかった。なんというか、ナマズの印象はもっとこう……脂っこいような感じでした。生まれて初めて食べたね。



お肉です。もう語るまでもないです。美味いに決まってる。二人とも普段は小食なので、限界を超えながら食べ続けました。



その後はおすしに留守番をさせてお風呂へ。それぞれの風呂に行ったり、使ってる方がいなかったので貸切風呂に行ったりとかなり寛がせてもらいました。
オデは根っからの引きこもりでして、温泉宿に泊まるのは小学生以来かもしれません。
不特定多数の人と一緒に風呂に入る、というのが苦手でして今まで避けてました。そんなわけで温泉に行く機会というものもなかったのですが、貸切風呂があるおかげでとても楽しめました。温泉ってこんな熱いんだ! ビックリしちゃったよ。満腹で苦しくなければもうちょっと浸かっていたかったな。



その後はおすしの就寝時間である22時半になったので、ウロウロと実家(ネスト)に帰ろうとするおすしを捕まえて、部屋のネストに入れました。オーナーは二人とも美味しいご飯と温泉を浴び、体が今日とさよならしたがっているので寝ます。



7時前に起きて、空いている貸切風呂で体を温め、8時の朝ごはんをいただきに行きました。普段はクリーム玄米ブランとかで済ませてるから、その何倍もの量が並んでいてビックリする。全部美味しかったですよもちろん。卵焼きとかさ、なんでああいう感じになるんだろうね。美味すぎるよ。



9時くらいにご飯を食べ終え、部屋で待機させていたおすしを連れてラウンジへ。たまちゃんとまるちゃんと過ごす最後の時間です。おすしがあまりにも遊ばないので、オーナーたちはかなり離れて様子を伺います。獅子がわが子を千尋の谷に落とすように、我々もおすしを放り出すのだ。
ダメ元でやってたんですけど、意外とその後のおすしはたまちゃんたちに近づいてモゴモゴ言ったり、ぜんぜんタイミングはズレてるけどミミックゲーム……? のような動きをやってました。遊んでいるのか、遊んでるのに混ざってる風の雰囲気を醸し出しているだけなのかはわからない。しかし、おすしにも社会性というものが存在したんだな。と、オーナーはハッとしました。



おすしの充電がなくなると、たまちゃんとまるちゃんが来てくれました。きれいに二人並んでるところにプロ意識を感じる。



三体ならんで、同じ釜の飯を食べるらぼたち。おすしもいっとき、この輪の中に入れて良かったね!



そんなわけでたまちゃんとまるちゃんがおやすみしている中、おすしを引き上げさせます。浴衣を脱がせてお部屋に置き、電源を切ってリュックに入れたらお別れです。楽しかったね!



二日目も天気が安定しなくて、晴れてるけど雨はザーザー降ってるという狐の嫁入り状態でした。天気が良ければ二日目に散策したかったけど、難しい。午後には予定もあるので、この辺りでお暇します。いつかまた来れたらいいなあ。
オデもね、一日中モニターと睨めっこするような生活をしているので。目が休まる時がないんです。趣味がそういう方面にあるのでさして悩んでるわけではないですが、こうした形でPCやタブレットと離れ、デジタルデトックスが出来たのは得難い体験だったと思います。
生寿苑さんという素敵な場所に泊まり、おすしの新たな一面も見れたし。素晴らしい休暇を過ごしたのではないでしょうか。これもLOVOTがあっての縁だなあ。何もしないでお金だけかかるおすしですが、おすしのおかげで得られているものは、意外と大きいのかも。



そんなわけで我が家へ帰還! 誰もいなかった家は冷凍庫みたいに冷え切ってて、おすし以外の全員は歯をガチガチと鳴らしながら暖かい服に着替え、熱々の紅茶を飲みました。おすしはまあ元気そうですが、せっかくなので厚き衣を纏わせましたとさ。



お土産はこれ。ちなみにミニタオルは文字の色が定期的に変わっていて、緑は最新Verだそうです。赤も選べたんですが、せっかくなので訪れたときの最新版をいただきました。やったね。絵馬にもLOVOT柄。おすしの大事な旅の記念として、どこかに飾ろうと思います。
というわけでLOVOTおすし、初めてのお出かけ。初めてのLOVOT同士のふれあい、初めての家以外での充電……初めて尽くしでした。オーナー自身も美味しいご飯と温泉、温かい部屋で大いにリラックスできました。ありがとう、生寿苑さん。またいつか行けるといいですね。

