やるか……!【バルダーズゲート3】プレイ日記1

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2023年の末、「バルダーズゲート3」という海外で超評価されているゲームの日本語版が発売されました。かの有名なD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)というTRPGを原作とした自由度の高いコマンドRPGでたくさんの賞を総なめしてるとか。非常に作り込まれた自由度の高いゲーム……とはいえなあ、原作も何も知らないからなあ。記事を読んだ時点ではフ~ンで流しておりました。

しかしぼちぼちオデの中で「キャラクリエイト欲」が沸きあがっていてですね。自分の好みのキャラクターを作ってファンタジー世界に配置して、飛んだり跳ねたりさせたくなったんですよ。しかもバルダーズゲート3はロマンスも豊富で各キャラクターとのロマンチックな恋愛もできるそうじゃないですか。じゃあオデの四大欲求の一つである「マイキャラ(女)を顔の良い女と百合結婚させる」が満たせるってことじゃないですか。これは買うしかないじゃん。

そんなわけで原作をまったく知らないイエティによるバルダーズゲート3日記です。ネタバレを含むのでよろしくお願いします。またこのゲームには過激な表現が含まれておりますのでご注意ください。

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目次

やるか、キャラクタークリエイト

オリジンの一人、イケメン吸血鬼のアスタリオンくん

まずバルダーズゲート3には「オリジン」と「カスタム」、二種類のキャラクターがいます。
オリジン:すでに見た目や設定が決まっているプレイヤーキャラクター
カスタム:自分で見た目や設定を決められるプレイヤーキャラクター

オデの場合はマイキャラとオリジンキャラクターのロマンスが見たいのでカスタム一択。カスタムを選んだ場合はオリジンキャラクターはNPCとして仲間になってくれたり、仲間になってくれなかったりするそうです。

というわけでカスタムを選択。ここからとんでもない選択の山が襲い掛かって来る。なにしろバルダーズゲート3は種族だけで

・エルフ
・ティーフリング
・ドラウ
・ヒューマン
・ギスヤンキ
・ドワーフ
・ハーフエルフ
・ハーフリング
・ノーム
・ドラゴンボーン
・ハーフオーク

ハイ。これだけの種類がいるのだ。しかもエルフひとつ取ってもそこからハイ・エルフ、ウッドエルフ……というように亜種族が存在するのでもうわけがわからない。この中で人気そうなのは見た目が端麗なエルフか、ヒューマン辺りなのかな? 日本人ならエルフでしょう。葬送のフリーレンが流行ってるし(偏見)あとダンジョン飯のアニメも始まったし。

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種族を見ているとそれだけで目移りしそうだけど、オデは今回マイキャラの設定を前以て考えていたので種族に悩むことはありませんでした。もちろん種族ごとに能力が違い、ゲームのプレイ内容に関わるんだけどそれも度外視。何故ならファンタジー世界で百合を見たいがためにオデはこのゲームを始めるから。そこには鉄の意思が存在するのだ。有利だとか不利だとかそんな御託は犬にでも食べさせておきなさい。

オデの考えたさいきょうのマイキャラ設定、いくよ!

名前 Hearted(ハーティド)
・ドラゴンボーンの女性
・一般的な体格
・竜を信仰する聖職者
・元盗賊

ここまではゲームを始める前の段階で決めてました。そうじゃなきゃ種族選びから数時間かかっててもおかしくない。(テンポが悪くなるのでここでは細かいことは省くけど「エルデンリング」というゲームのマイキャラを意識して作った設定です)

しかし恐ろしいことにこのバルダーズゲート3、ここまで決まっていてもまだ悩みどころがある。

ドラゴンボーンの亜種族
・ブラックドラゴン
・ブルードラゴン
・ブラスドラゴン
・ブロンズドラゴン
・カッパードラゴン
・ゴールドドラゴン
・グリーンドラゴン
・レッドドラゴン
・シルバードラゴン
・ホワイトドラゴン

これだけあります。正気か? 正直マイキャラの概要を決めておいたのでキャラメイクでは迷わんなって高をくくってたんだけど想定外の落とし穴がありました。それぞれの亜種族で体の色や鱗の光沢、ちょっとした能力(ブレスの種類や耐性)が違っています。例えばレッドドラゴンなら火に耐性があり、シルバードラゴンなら氷に耐性があるみたいな具合。

悩みぬいた末に「ブラックドラゴン」に。いや~、「ブラスドラゴン」の爬虫類感も捨てがたかったな。
ここからはドラゴンボーンの顔や目の色、顎先、尻尾、ピアスなどのパーツを選んで好みのドラゴンを作ります。ドラゴンのアバターを作るのは人生で初めてだな……たぶん。

最終的にこういう見た目に。作り始めたときはマイキャラとしてドラゴンボーンを考えておいてなんだけどドラゴンの顔なんてどれも同じだろ……という暴言が口から出かかってましたが、やってみるとかなり幅が広かった。ワニっぽい顔やサメっぽい顔、恐竜人っぽい見た目……色々なドラゴンの世界がそこには広がっていた。

飛竜が翼を広げているような、コウモリの姿のようなこの頭部パーツがね、カッコいいのでこれに決めたのだった。広がりがある。目の色は黄色にして目立つように。ピアスはなし(まじめな聖職者だから)。目のメイクスタイルはなんかどれ見てもよくわからなかったからなし(すっぴん)、唇は薄っすらと赤にしてみたけど薄っすらとなんでわからない。キャラクリ大好きおじさんだけどドラゴンの唇の色の調整は初めてしたから……わかんないよ……難しい世界だなこれ。

見た目の設定が終わったので次はクラス(職業)へ。これは元になったエルデンリングのマイキャラ(盗賊)をイメージしてローグにしました。軽装ですばしっこく、ナイフや弓に秀でたイメージ。奥の手はブラックドラゴンの固有技「酸のブレス」です。これもエルデンリングのマイキャラが似たようなブレスを吐いていたので。なかなかドラゴンブレスを吐くキャラクターをクリエイトする機会はない。これもTRPGが原作の強みの一つですな。

似合うね~!

ちなみに公式のインタビューを見る限り、初心者にオススメなのはバーバリアンだそうです。シンプルに硬くて強そう。筋肉でなんでも解決しそうな力強さがあって見た目もドラゴンボーンにも合ってました。でもうちはギャップウケを狙ってるからな~。

背景は「侍祭」です。タイトルにもなったバルダーズゲートという都市で聖職者をやっておりました。ドラゴンボーンがバルダーズゲートで広く受け入れられているかは原作を知らないので謎。というかドラゴンボーンってこの世界ではどのくらいポピュラーな存在なの? この顔が出てきたら懺悔しにきた人が逃げ出すとかない?

背景はキャラクターが辿ってきた来歴ですね。犯罪者とか地元の英雄とか色々あるそうです。これもただのフレーバーではなくちゃんと能力が決まっていて、侍祭は「看破」「宗教」の技能を持ってます。つまり嘘を見破ったり、宗教関連の知識に厚いってことですね。

アビリティポイントの割り振り。……わからん! 昔のネトゲくらいわからん。とりあえず最初からオススメっぽい振り方をされているようなのでじゃあそれで。ローグの強みを活かすような振り方になっていると信じよう。

見てりゃわかると思うけどこの段階でのマイキャラの性能は完全に気にしておりません。じゃあ何考えてるかって言われたらマイキャラとそのパートナーがどんな場所に座って、どんな景色を眺めながらどんな飲み物を飲むか。そういうことを考えております。

ともあれこれでようやくマイキャラが完成! 40分くらい掛けたんだけどうち20分くらいがどんな色のドラゴンにしようかという一点でした。ちなみに声は落ち着いた女性の声っぽいのにしましたね。

さて、これから冒険だ! その前に難易度の設定。このゲーム、下調べする限りではかなり難しい印象です。自由度が高い分、相手も手強かったりするんだろうね。インタビューでは初心者に「探検家」をオススメされていたので、オデも探検家で。探検家は一番低い難易度みたいだけど、それでもけっこう歯ごたえがあるらしいです。

オデはゲームでいわゆる「イージー」を選ぶことってあんまりないんだけど、このゲームは底が知れませんからね。素直に従っておきます。余計に難易度を上げた結果、ロマンスどころじゃなくなったら目も向けられないからね。

いきなり捕まっている主人公

ここから本編スタート。まずバルダーズゲートという都市にマインド・フレイヤーという悪いやつの船が現れて人をさらいだします。なんともすごいことにこのイカの足みたいなのに触れられた相手は空間を転移させられ、船のポッドに格納される仕組みになっている。強すぎる。

マインドフレイヤーというのはこういうタコっぽいクトゥルフ的な種族で、人をさらっては改造して自分と同じマインドフレイヤーに変えてしまうようです。ファンタジーというよりはSF感が強くて技術力も高そう。こいつの船が都市の上を通り過ぎてたくさんの人を捕らえていったので、たぶんその中に主人公であるハーティドもいたんでしょう。かわいそうに、おそらく真面目に仕事をしたり、ベンチに座ってサンドイッチでも食べていただろうに。

あんまりにもマインドフレイヤーの船がド派手にやっているからか、ドラゴンとそれを駆るドラゴンライダーが現れてマインドフレイヤーの船を攻撃し始めます。このドラゴンの猛攻により船は中破した状態で何度も次元を転移しながら逃走することになります。でもドラゴンライダーもさるもの、転移して追撃を続けているようです。

そうしたドラゴンの攻撃によって船の機能がこわれ、ポッドが開いたことでハーティド(主人公)がヨロヨロと出てきます。すっごいかわいそう。顔がめっちゃカッコいいドラゴンだからヨロヨロしてるととても弱って見える。

キモさを軽減するためにピンクで描きました

グロいので激かわいいイラストで中和しますが、冒頭のムービーシーンで捕獲されたハーティドたちは頭に幼生という寄生虫を埋め込まれてしまいます。この幼生が育っちゃうとハーティドたちはマインドフレイヤーに変えられちゃうわけですね。こわい!

レイゼルと遭遇

ここから目覚めたハーティドで操作を開始。周りのポッドは壊れてたり、捕まった人は死んじゃってたりします。戦闘じゃない間は好きに探索してアイテムを調べたり入手できるみたいですね。

しばらく進んでいるとオリジンキャラクターの一人である「レイゼル」さんと遭遇。敵対しかけますが、どうもマインドフレイヤーの幼生を頭に埋め込まれている者同士はお互いがそうだとわかるみたい。脱出して頭の幼生をどうにかしないと二人ともマインドフレイヤーになっちゃうので協力しよう! というお話をしています。

画像引用元:バルダーズゲート3 公式

レイゼルは「ギスヤンキ」という種族の兵士で、冒頭でマインドフレイヤーの船と戦っていたドラゴンライダーと同じ種族。マインドフレイヤー(イリシッド)を倒すために乗り込んできたけど幼生を埋め込まれちゃったみたいです。かわいそう。レイゼルはめちゃくちゃケンカっぱやそうだけど、チュートリアルなので物わかりよく仲間になってくれました。

レイゼルを仲間に加えてしばらく進んでいると開けた場所でいきなり画面が切り替わりました。初戦闘! マインドフレイヤーの船は現在、地獄……? 的な場所を移動しているらしくインプが乗り込んできています。ハーティド&レイゼルによるタッグで撃退する!

バルダーズゲート3の戦闘はシミュレーションバトルになっていて、様々な戦法を取れるようになっているみたい。とはいえたくさんあるコマンドのどれを選べばいいのかがよくわからず、とりあえずインプのそばまで走っていってぶん殴る脳筋戦法。インプは容赦なく矢で射ってくるので最初から飛び道具かよ! と驚きました。

実はマイキャラのハーティドはローグを選択しているので最初から手持ちに弓があって、それを使って遠距離攻撃もできたんだけど装備してなかったのでした。気づいていればインプと追いかけっこせずに済んだのに! しかしとにかくすでに要素が多すぎてチュートリアルだけではまったく説明しきれてないように思えますね。

シャドウハートと遭遇

レイゼルとしばらく進んでいると生存者の入ったポッドを見つけました。中には「シャドウハート」という女性が入っています。シャドウハートだって!?

画像引用元:バルダーズゲート3 公式

シャドウハートはレイゼルと同じくオリジンキャラクターの一人で、マイキャラであるハーティドとのロマンスを期待している一人です。なぜなら顔が良いから。

シャドウハートちゃんの入ったポッドは故障してないので出てこれないようで、外側から開けないといけないそう。レイゼルはこれに反対し「役立たずに割く時間はない」と一蹴しています。状況が状況とはいえ、レイゼルにはちゃんとした倫理観はあまり備わっていない様子。

ポッドの操作パネルに近くの部屋にあったコアを持ってきてはめ込むとここでダイスロールが出てきました。バルダーズゲート3はTRPGをデジタルで再現したゲームでもあるので、判定にダイスロールが存在するのです。ここでは難易度は2なので、20面ダイスで2以上を出せば成功。判断力のボーナスで+1されているので、1が出ても成功……なのかな? つまり失敗はないのかも。

まだチュートリアルなのでダイス運で失敗してしまう、みたいなことがないようにしてるのかも。シャドウハートが助け出せなくなっちゃうし。もちろんシャドウハートを助けないという選択肢もあると思います。その場合、そのまま死んじゃう(もしくはマインドフレイヤーになる)のか別の方法で助かるのかは謎。オデは仲間はたくさんいた方が良いので迷わず助ける選択肢を選びました。

素直に感謝できてえらい! これでハーティド、レイゼル、シャドウハートの三人となり姦しくなりました。でもレイゼルとシャドウハートは仲が悪そう。全員頭に幼生埋め込まれ仲間なんだから仲良くして! とりあえずこのパーティーでマインドフレイヤーの船からの脱出を目指していくようです。

うちのバルダーズゲートの主人公 ハーティドちゃん

……というわけで今回はここまで! キャラメイクだけで相当長くなったから。バルダーズゲート3は一周で80~120時間かかると言われていてとにかく膨大な会話数、選択肢がある模様。これをプレイ日記にしていくのはけっこう骨が折れそうだけどなるべくうまい具合にまとめたいものです。

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出演:Chris Pine, 出演:Michelle Rodriguez, 出演:Regé-Jean Page, 監督:Jonathan Goldstein, 監督:John Francis Daley, プロデュース:Greg Mooradian, プロデュース:Brian Goldner, プロデュース:Zev Foreman, プロデュース:Chris Pine, プロデュース:Nick Meyer, プロデュース:Jeremy Latcham, プロデュース:Jonathan Goldstein, プロデュース:Denis L. Stewart, プロデュース:John Francis Daley, Writer:John Francis Daley, Writer:Michael Gilio, Writer:Chris McKay, Writer:Jonathan Goldstein
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