マイキャラ・ハーティドの設定&オリジンキャラクターへの所感【バルダーズゲート3】プレイ日記100

  • URLをコピーしました!

※アフィリエイト広告を利用しています

バルダーズゲート3のネタバレを含む記事です! 注意!
また、バルダーズゲート3は過激な表現を含んだゲームなのでそこも注意!

主人公 ハーティド(ドラゴンボーン♀・ローグ)
スパイク・チュンソフト
¥5,980 (2024/12/03 10:36時点 | Amazon調べ)
目次

一周目のプレイ日記を終えて

二カ月に渡っての初見Baldur’s Gate3のプレイ日記が完結しました! ア~楽しかった! ブログを書くのを先延ばしにして本編を遊ぶし明らかに生活にも支障が出ていましたね。ホホッ! あまりに楽しいゲームなのでこれでプレイが終わりだったらしばらく何も手につかないところでした。まだまだ噛んで無限に味がするゲームなので、二周目・三周目と周回していこうと思っています。

今後のバルダーズゲート3の記事に関しては書きたいものがたくさんあるのですが、とりあえずは総括的なレビュー記事(めっちゃ人にオススメする。だってやってほしいから)を書いて、後は細々としたネタとかを周回を重ねながら書いていければな、と考えています。面白いものになるかはともかくバルダーズゲート3に関しての記事をたくさん書きたいです。クソ長プレイ日記を読んでくださった方がもしいるならまたお付き合いいただければ幸いです。

さて、この記事ではマイキャラのハーティドのロールプレイ設定や由来や各オリジンキャラクター、コンパニオンキャラクター(ジャヘイラなど)についての所感を語ろうと思います。永久離脱してしまったキャラクターもいるし、あくまでオデから見た一周目のキャラクターに関してのお話なのでキャラごとに差が出るのはご了承ください。特にゲイル。

マイキャラ・ハーティドの由来

オデが一周目に主人公にしたのは自分で作成したマイキャラクターの「ハーティド」です。

名前:ハーティド
性別:女性
クラス:ローグ-アサシン(Lv12)
種族:ブラック・ドラゴンボーン
背景:侍祭

ハーティドにどんなロールプレイ設定があるのかを語る前にその由来について軽く語りたいと思います。が! 一応、ELDEN RING(以下エルデンリング)という別のゲームのビルドについてのネタバレがあるので注意! もし見たくない場合はブラウザを閉じて今すぐ横になってください。

著:飛田 ニキイチ, その他:ELDEN RING(株式会社フロム・ソフトウェア)
¥701 (2024/03/19 09:47時点 | Amazon調べ)

ハーティドはエルデンリングというゲームでオデが作ったマイキャラが「竜人」になったら? というもしもから膨らませて作られたキャラクターです。エルデンリングの世界には「竜餐信仰」という信仰があり、竜の心臓を食らうことで竜という強い存在に近づきたい! という信仰がマイナーながら存在します。

その竜餐に因んだ武器や能力があり、専用のビルドがゲーム内には用意されていました。竜の心臓を食らうことでドラゴンブレスを吐けたり、ドラゴンの腕で戦ったりみたいなことが出来てシンプルにかっこいいのでゲーム内ではそれなりに人気があります。オデはエルデンリングではその竜餐祈祷ビルドというもので遊んでおりました。

しかしエルデンリングにおいての竜餐信仰というものは設定がいまいちよくわからなくてですね、竜の心臓を食らい続けていくことで最終的には「ドラゴン・ハーティド」という存在に成れる! ……という話で終わっています。竜餐を続けるとマイキャラの目がドラゴンっぽい目に変わるんですが、ガチの竜人になれたりはしないんです。

一応ゲームの後半にその竜餐信仰に近い「竜の装備」というセットがあるんですが、めっちゃダサい! はい、ここで人それぞれ好みがあるとかそういうのは受け付けてないですオデはダサいと思うので。ダサいよ! 何このトサカは!

話をまとめると「竜餐信仰」という魅力的な設定とビルドがあるものの設定的にはそれだけで終わっており、見た目が竜人になったりしないので中途半端だなあ、とエルデンリングを遊んでいた当時のオデは思っていました。

でようやく話はバルダーズゲート3に移るのですが、バルダーズゲート3ではドラゴンボーンという竜人の種族が存在するわけです。マイキャラの見た目をそのドラゴンボーンに変えられるということを知ったことで「エルデンリングのマイキャラが竜人になったらどんな感じなんだろう?」と思いついたんですね。

そしてハーティドというキャラクターが生まれました。ハーティドという名前はエルデンリングにある「ドラゴン・ハーティド」という名称からそのまま取っていて、ドラゴン・ハーティドという言葉自体はたぶん「ドラゴンの心臓を得た者」みたいな意味ですね。

またエルデンリングのキャラで使っていたドラゴン・ブレスもドラゴンボーンの種族固有スキルにあったのでさらにキャラ再現ができる、と喜んでいました。エルデンリングから二刀流も受け継ぎ、それなりの再現度だったとは思います。ただ残念ながら種族固有のブレスや二刀流のスタイルを使いこなせたとは到底言えず、ゲームに慣れた二周目以降の方が知識があってしっかり再現できただろうな、とは悔やんでいます。

二刀流とブレスを使うならアサシンよりシーフとかのほうが良かったかも。結局最後は強いロングボウで遠距離射撃をしていただけだし、考えていた通りの立ち回りはできなかったなあ。

あとは重大な欠陥として「善人プレイ」と「アサシン」の相性が悪すぎました! アサシンは奇襲に特化したクラスなのに、奇襲すると当然平和的な解決は図れないという。いきなり攻撃したら会話がなくなるから話もわからなくなりがちだし、主人公に設定するクラスとしてはアサシンは微妙過ぎたなって。エルデンリングのキャラクター再現を図るにしてももう少し融通の利くシーフ辺りにしとくんだった……。

マイキャラ・ハーティドのロールプレイ背景

ハーティドは古の竜神イオを信仰する竜の侍祭でバルダーズゲートの市民でもある。侍祭と言ってもそもそも街にはドラゴンボーンが少ないので小さな寺院を細々と営み、ドラゴンボーンの小規模なサークルを運営しているだけの慎ましい宗教家である。

穏やかな侍祭の暮らしに落ち着くまでにはそれなりの葛藤や闘争があり、生き抜くためのローグ、とりわけアサシンの技術に長けている。ハーティドにとって戦闘とは生きる手段であって目的を達成するためのものではなかった。

基本的には平和主義者であり何でも説得から入る。しかし一度敵と定めた勢力に対しては容赦なく、欺くことも厭わない。

竜神イオの血からドラゴンボーンが生まれたという伝承を信じており、ドラゴンとドラゴンボーンのどちらが上かというような論議はあえて避けている。長らく氏族が第一というドラゴンボーン固有の考えの中で生きてきたが今回の事件を経て新たな仲間を迎えたことで変化のチャンスが与えられた。旅の結果を見るにその変化は良いものだったと言える。

というのがオデが考えたハーティドのロールプレイ背景です。D&DはおろかTRPGを一度も遊んだことがないためこういったことを考えるのは初めてでした。先ほどの由来に関する話も噛んでいるのですがエルデンリングのマイキャラが「ローグ」であり「宗教家」だという点、そして「竜を信仰している」という部分を組み込んだ結果、本家大元のD&Dのドラゴンボーンとそれぞれの竜神に関する設定などと噛み合いがちょっと悪くなり、ちゃんと調べて考える必要が出たりと苦労しました。

実はドラゴンボーンって神々から自立した種族とされているんですね。ドラゴンボーン誕生に関する起源も幾つもの説があるみたいだし、「竜を信仰する」という侍祭の背景は似合わなかったのかな? とゲームを始めてしばらくしてから調べて気づいて悩みました。でもしっかり調べているうちに

ドラゴンボーンは誰でも、その竜としての血統にとらわれることなく、倫理観、道徳観を自分の意思で選ぶことができるのである

というのが種族としてのドラゴンボーンであると様々なところに書いてあったので竜神イオを信仰し、起源については深く悩まないハーティドみたいなドラゴンボーンがいてもいいのかな、と納得しました。自分で設定考えておいて後から答え合わせして唸ったりめんどくせえイエティなんだ、オデは。でもこういうの気になんない!?

ロールプレイの背景をちゃんと定めようと思ったのは最初の頃選んでいた選択肢がコロコロと変わってキャラとしてキモかったからです。オデはブログにプレイ日記としてまとめるので、プレイ日記を書き始めてすぐに「何考えてんだこいつ?」と自分で選択肢を選んでおきながら首を捻ることになりました。

ゲーム的に有利な選択肢を選んだり、種族固有の選択肢、クラス固有、背景固有……と一貫しない選択肢を取るとやっぱりキャラとしての一貫性はなくなりますよね。しかしそれではせっかくのTRPG原案のゲームで勿体ないと思ったのでハーティドのロールプレイをしっかりと決め、それに準じた選択肢を取ろうと決めて上記の背景を考えました。

ハーティドは基本的に善人です。敵を騙しても味方は騙しません。またローグではありますが味方や無辜の人々から自分の利益のために盗みを働くこともありません。選ぶ選択肢は敵には厳しく、味方には状況次第でほどほど優しく。仲間には基本甘いです。下卑た冗談やからかいはしませんが、盛り上がる場では茶化したりもします。

技能習熟としては「説得」が高く、味方や中立には「説得」で敵には「ペテン」と使い分ける。あと……後半まで気づかなかったんですが鍵開けがありえないくらい下手くそだったのはオデが間違えて「手先の早業」を習熟から外していたみたいです。何やってんだよ!! まあ……ローグとして足を洗って長いので下手くそになっていたということにしましょう。

どっちを選んでもハーティドっぽいかな? という場合や純粋に情報が得たい場面では操作しているオデの興味や直感で選びました。ロールプレイ背景を決めてからは選択肢がスッと選びやすくて一貫したキャラになったと思います。オデと同じようにあまりロールプレイなどに慣れていない人はロールプレイについて考えるのが難しかったり恥ずかしかったりするかもしれませんが、一度キャラの背景を決めておくと選択肢が選びやすいしインスピレーションも得られたりとゲームそのものが進めやすくなると思います。そうした工夫が凝らされているのが良い点ですね。

シャドウハートとの恋愛は完全にオデの趣味です。元々バルダーズゲート3を買う前からシャドウハートの容姿が好きで、女性主人公を作って女性同士のロマンスが見てえ~! というシンプルな欲望からこのゲームを購入しましたからね。ビジュアル先行で考えたのでハーティドの恋愛観はよくわかんないです。しっとりと恋愛してほしい。シャドウハートの方が押しが強いほうがそれっぽいかな。

ロマンスに関しては思った以上に雰囲気が良くて温かい気持ちになれました。見た目が一番好きなのはシャドウハートですが、旅をする中で他のオリジンキャラクターやコンパニオンキャラクターに関してもかなり愛着を持っています。今後は見たいキャラクター、見たいロマンス関係などに焦点を当ててプレイしていくことになると思いますね。

各オリジン&コンパニオンキャラクターへの所感

最後に各オリジン、コンパニオンキャラクターについての所感を語って終わりにしようと思います。あくまで今回のゲームプレイでの所感なのであんまり話してないキャラについてはようわからんし、キャラごとに語りの熱量の差があるのはご了承ください。

お気に入りNPC

オリジンやコンパニオンの前にお気に入りのNPCについてかる~く語りますかッ。

アラージ・オブロードラ:悪寄りだとは思いますけどやけくそにポジティブなのが好き。あとは終始敬語で喋ってたのも癖になりますね。顔がミンサラみたいに好みだったらヤバかったかもしれない。

ゼブロー:苦労している元パラディン。一勢力のリーダーだから当然かもしれないけど、キャラが非常に立っている。こいつやけにつええな!? からの元パラディンだと知り、ACT2で捕まった後は悲しい気持ちになりました。ゼブローがミンサラの前に瀕死で投げ出されたときの焦りを今でも覚えてます。最終決戦に駆けつけてくれて頼もしかった。

ダモン:やけに面倒見のいい鍛冶屋のお兄さん。最終決戦にも現れてオデを沸かせてくれましたね。ダモンの顔って精悍でありながら甘く整っていてめちゃくちゃイケメンじゃない? 

九本指のキーネ:見た目は普通の中年女性(美形)が裏社会のリーダーで、投げナイフで敵を殺しまくるとかそんなの嫌いな人はいませんからね。

ミゾーラ:顔がかわいいし振る舞いもかわいい。アスタリオンもそうだけど妖艶に見えるとき、幼く見えるときのギャップが好きです。というか単純にちょっとおどけたような演技が好きなのかも。ラファエルも好きだし。

ラファエル:最終決戦のBGMを歌いだす男。こいつと仲良くなりたい。日記にも書いてたけどこちら側(ハーティド一行)に負けるという可能性を感じて怯みつつも傲慢な態度を崩さなかったところが好きです。

その他、色々と好きなキャラはたくさんいると思うけど割愛。言い出したらキリがないのでね。

ゲイル

永久離脱メンバーその1です。ゲイルは魔力の飢えという状態にあって体に定期的に魔力を取り込まないとマズい事態になるんですね。その問題に対処するためにマジックアイテムを渡す必要がありました。しかし序盤でレアリティの高い装備品をいくつも消費しないとゲイルを助けられず、なかなか渡せないでいたら怒って離脱してしまいました。

本当は手持ちにマジックアイテムがあったので永久離脱した後にリロードして、手持ちのアイテムを渡せば引き止められたんだと思います。しかしその時、深夜三時くらいに寝付けなくてバルダーズゲート3をやっていまして。深夜テンションだったのもあって「アアァ!? じゃいいよお! どこへなりとも消えろよォ!!」とケンカ腰になってしまったのでそのまま別れることになりました。結局ゲイルが魔法でやったことはエセルおばさんちの暖炉を「水の生成」で消しただけでした。

アスタリオン

永久離脱メンバーその2。マイキャラのハーティドがローグだったので割りを食ったキャラで、実際はほとんどのパーティーに入ることになる重要キャラだったと思いますね。顔がすげえ好き。若々しくて自信に溢れる美形ではなく。ちょっと険があると言いますか、ちょっとした陰影でガラっと印象が変わるんですよね。すごく老けて疲れ果てて見えるときとツヤツヤと無邪気に、明るく見えるときがある。そのギャップが好きです。

今回うちのパーティーは善人のハーティド、ウィル、カーラックが入っていたので入れていたとしても居心地が悪かっただろうなあ。そんなわけでベンチをずっと温めてもらっていたんですが、カザドールの宮殿でほぼ最初で最後の戦闘となりました。最終的にアスタリオンの儀式を受け入れず協力しなかったので呪いの言葉を吐きながら抜けていきました。最後のカザドールを殺して泣き叫ぶシーンは本当に胸が痛かった。

序盤で描いた謎の絵があります。似てないどころか名前まで間違ってる。使う場面なかったんでここで供養しておきます。

レイゼル

一応、永久離脱メンバーその3です。ほぼ最後までいたけどね。レイゼルを説得してヴラーキス女王と反目させたのに新しい旗印であるオルフェウス王子はカーラックに食べさせるという……レイゼルの立場を全て奪うようなプレイになってしまい非常に申し訳なかった。正直に言いますと初期のレイゼルには手を焼かされていまして、ギスヤンキ関連のお話にあまり興味が無い(というか種族的に危険そうだから近寄りたくなかった)のにグイグイとギスヤンキのクレシュに引っ張っていこうとするので野営地でお留守番役ばかりさせていたと思います。

そして挙げ句の果てには全てを奪うという、ある種ヴラーキスよりひどいことしたんじゃねえの? と思わなくもないんですが、それなのにレイゼルは「この野営地が恋しかった」「説得することの重要性をお前から学んだ」などと健気なことを言ってくれて、最後には「ここ(この場所と仲間)と何よりもお前が恋しかった」とまで……。レイゼルにとってそれほどの価値になるほど与えられていないのに、と愛しさよりも申し訳なさのほうが勝った……。

余談ですが二周目ではゲイル、アスタリオン、レイゼルの永久離脱メンバーをレギュラーに加えて遊びました。この記事の主旨ではないので細かいことは省きますが永久離脱したメンバーたちにはごめんよ! という気持ちが強くてね。一周目の申し訳なさを二周目で払拭できたので安心した感があります。二周目についての記事もどこかで書きたいですね。

ハルシン

ハルシン導師は残念ながら仲間に加わってからあまりパーティーに加えなかったので野営地では話すけど物凄く親しいわけではない、というところに落ち着きました。どうしてもオリジンキャラを優先しちゃうからなあ。見た目や性格はかなり好きです。

これはプレイ日記の中で何回も書いてるんですけどハルシン導師からのハーティドへの告白を断ったときに「シャドウハートと三人で肉体関係を持ってもいいんじゃないか」みたいなことを言われてしまったことにかなり嫌悪感を抱きまして、そこでかなり株が下がってしまったところはあります。あとは「これまでたくさん恋人がいたが胸のざわつきを感じたのはお前が初めてだ」みたいなのも軽薄に感じたな。オデはハルシン導師に人間的な落ち着きを求めていて、情熱的かつオープンな恋愛観というオデ自身と相容れない価値観を内包していたことでギャップの差をかなり感じてしまったと思います。これはハルシン導師が悪いわけでもオデが悪いわけでもないことですね。

お父さんみたいに思っていた相手から告白された、みたいな感じですね。全然違うかもしれないけどこんな感覚だ。しかし物語が終わる頃にはハルシン導師が人間的に成熟した部分と冒険心を併せ持った存在で、コミュニティを庇護するという役割以外の欲望があることはおかしいことではない、と少し腑に落ちた点もありましたね。ハルシン導師が仲間内で一番か二番目くらいに野営地の皆と離れがたいと思って悩んでいたのはけっこう感動しました。カモの木彫りもすごくうれしかった。

ジャヘイラ

ハルシン導師に続いて仲間になったけどあんまり連れていなかったキャラクターです。だからドルイドが二人もいるのにドルイドについてろくに知らないっていうね! まあ、仕方なし。ジャヘイラは歴代の人気キャラクターで友情出演みたいな部分があるみたいです。だからかロマンスもないらしいし。正直、ジャヘイラとマイキャラのロマンスは見たいんですが公式が用意してないってことはそういうことなんだろうなって。そこは納得してます。

最後の光亭で初めて会ったときは警戒していたのでかなり態度が悪かったけど、そこからのジャヘイラの態度が軟化してからはめちゃくちゃ好きです。皮肉っぽい婆さんキャラっていうのが良いよね。あとジャヘイラジョークがかなり好きです。ジョークや言い回しが聞きたいからロマンスが見たいってのはけっこうあるかもしれない。あとはやっぱりジャヘイラから歴代シリーズの話をもっと掘り下げて聞いたり、かつての主人公についての話なんかも聞きたかったなあと思います。

バルダーズゲート3はここ十年くらいで一、二を争うくらいにハマったゲームなんですが歴代シリーズを今から遊ぶってのはちとキツい! オデは今のゲームを遊んでから昔のゲームを遊ぶ、みたいなことが苦手なので歴代シリーズに関しては遊ぶ予定がないです。だから今作でもう少し過去のことについて知れたらよかったなあとは思います。もちろんそれはジャヘイラの責任じゃないですけどね。

ミンスクとブー

あんまりよくわかんないですけど愉快なキャラクターだと思います。ちょっと参入するのが後半すぎて正直に言えば愛着はないかな。歴代シリーズファンへのファンサービスかな~という感じ。ブーはめっちゃかわいい。う~ん……ACT3の序盤で仲間になるくらいならよかったのかな。それともオデが下水道まで行ったのがマジの後半だから余計に一瞬しかいない印象なのか。わからん。まあ歴代キャラの扱いはでかすぎると困るしこんなもんでいいのかも。

ミンサラ

まあネタバレありの記事だから書いちゃいますけど、ACT1でゴブリンを率いていたミンサラはコンパニオンキャラなんですよね。オデは一周目、ミンサラをゼブローたちと一緒に撃退した後、死体から下着を剥いでハーティドに着せていたんですがしばらく経って気づきました。だって限定の下着をつけてる死体なんてミンサラだけだったし。

ミンサラは見た目もかなり好きだしコンパニオンキャラだということに気づく前から好きだ好きだ、とブログに書いていたように思います。仲間にする方法については調べたのでこれからの周回では仲間にしたり、しなかったりすると思います。ちょっとややこしいからなあ、難しい扱いのキャラですよね。

そしてハーティドは最後までミンサラの下着を着ていたという。

ウィル

ウィルことアヴェルヌスの刃です。ぶっちゃけ最初はスカしたやつだな~と思っていたんですがどんどんと好きになりましたね。とはいえ後半までいまいち出番というかウィル関係のイベントが薄かったなあと思います。ずっと連れていた割りにはミゾーラを助けるときやミゾーラが野営地に来たときくらいしかイベントなかったし。レイヴンガード大公爵を救出する、というのが本筋なのにそれがACT3まで進められないのが悪いのかなあ、ううむ。

レギュラーメンバーの一人で、最初は対立しかけていたカーラックと仲良しで掛け合いも多くて良かったですね。倫理観も似通っていたのでハーティド、カーラック、ウィルの三人で肩を組んで(シャドウハートもいるけど)歩いていた感じです。戦力としてはこう、オデに知識が無くてぼんやりとした活躍ばかりだったからやや申し訳なかったかな。なんか知らないところで死んだり置き去りにされたりと扱いがいまいちよくなかったし。ごめんね!!

こう言ってしまうとなんだけど悪魔と契約とか父親が連れ去られたとか色々あったものの、元の境遇が悲惨なアスタリオンやカーラック、色々なものを奪われているシャドウハートなどに比べるとかなり恵まれているなあと思いました。ミゾーラに永遠に魂を渡したところは可哀想だったけど結局別に問題ないみたいだし、こう……言っちまうと物語の大きな起伏を作れてないかなって。

しかしウィルの明るさやヒロイックな面に助けられたり感動したこともけっこうあったし、キャラとして好きですね。一周目で結構良い終わり方を迎えたのでウィルを強く掘り下げなくてもいいかな~とは思うけどそれはそれとして大公爵になるのは見たいですね。デヴィルの姿に天使の心の大公爵、見たくない人はいない。

はい、角なし差分です。いらない? そっか。

あと見ればわかる話ですがプレイ日記のサムネイルにしている画像ではネタバレ防止のために角が生える前の姿になっています。同様の理由で途中から仲間になるハルシンとかジャヘイラ、ミンスク&ブーなどもサムネイルには描いてません。描くのが面倒だったわけじゃなく、一応ネタバレ防止としてです。ネットで調べた時点でネタバレを完全に防止するのは無理だとは思っているんですが、それでもプレイ日記を書いている一プレイヤーとして配慮するべきかなと。余談でした。

カーラック

カーラックはね~~~~!!! かなり胸が痛かったです。シャドウハートとのロマンスを選んでいる手前、カーラックに「私が爆発してもお前たちは抱き合って眠り朝を迎えるんでしょ?」みたいなことを言われたのが本当に深い傷を負わせられた。カーラックのためにシャドウハートを捨てることもできないし、なるべくしてマインドフレイヤーになった感じです。全面的にオデとハーティドの選択の結果であって何も言う余地はないと思う。言い訳の余地なし。

カーラックがマインドフレイヤーになれば地獄の動力炉問題が解決する、という点に関してはメタ読みをしました。もちろん調べたりはしていません。あの場面でカーラックが「私がマインドフレイヤーになる」と言い出したことの意味を考えたら、マインドフレイヤーになれば死なずに済む、と考えられるよね。ロールプレイが重要なゲームにおいてメタ読みはあまりにも無粋なので中盤からはなるべくハーティド自身の視点に沿って選択を選んでいたんですが、カーラックを死なせたくない一心からマインドフレイヤー化を選んでもらう形になりました。オデの心が弱い!

マインドフレイヤーになったカーラックは容姿以前に性格がやっぱりかなり違うように感じるし、容姿よりその変化が一番辛かったです。本人も自分自身で受け入れられるところと受け入れづらいところがあり、人の目をかなり気にしていたし。そんな状態のカーラックとエンディングを迎えたのはかなり胸が痛い。どこかまた別の周回でカーラックを選び彼女のままでいさせるエンディングをやりたいと思ってます。

戦闘面に関してはとにかく頼れるバーバリアンだった! ACT1で使ってた「戻って来るパイク」が便利すぎてこれでほぼ最初から最後まで戦っちゃったな。この戻って来るパイクが強すぎて遠距離攻撃主体のハーティドが若干食われているまでありました。あとは複数回攻撃できるクラスがカーラックしかいなかったので余計に強く感じましたね。最後の最後、カーサスの交信が「激怒」に邪魔されて唱えられないのもいい思い出として残ると思います。

シャドウハート

通しでクリアするとめちゃくちゃ恵まれたキャラだなって思います。プリズムを持っていたのがシャドウハートということもあるけどほぼ最初から仲間になるし、クレリックで回復とかできるから絶対連れて行きたくなるし。あとは地味に善行にも悪行にも対応するところが凄いですね。割りと何やっても好感度が下がらない謎の大らかさがある。二周目で感じたけどシャドウハートは善にも悪にもなれて、横暴に振る舞うことに関してはレイゼルよりも向いてると思う。

シャドウハートがシャーに騙されているということはけっこう伏線が丁寧に散りばめられていたし、ACT2のクライマックスで絶対起こるイベントみたいなものなのでストーリー的にかなり恵まれてるよね。髪型や髪色も変わったりするし。あのイメチェンはシャドウハートに対する仲間たちのコメントも込みで好きなイベントです。

付き合いが深くなってくると結構大雑把なところが増えてくるのも好きです。ぶっちゃけ容姿が一番好みだったからという理由でシャドウハートとマイキャラの恋愛を望んでいたけど、それ以上に内面が気に入ったキャラになりました。実はプレイし始めてからはカーラックが爆発的に好きになっていき、シャドウハートとの間でヒロインレースが起こっていました。ACT1の宴でシャドウハートを選ぶ頃には心に決めていましたしそれで満足しましたけどね。もちろんその結果、カーラックが悲しい感じになったことも忘れられないが……。

シャドウハートのストーリーは結構分岐がたくさんありそうですね。シャーの熱心な信徒になるもよし、シャーを裏切るもよし。両親を助けたりもできるのかな? あんまり永久離脱することのないキャラだと思うのでロマンス関係にはならないかもだけど色々な分岐を自分の目で確かめたいと思ってます。

性能は……正直に言うと欺きの領域の呪文をうまく使えませんでした。途中から嵐の領域に変えてから攻撃呪文が強くなり一気に使いやすくなった印象がある。シャー信徒としてのシャドウハートなら欺きが合うのかな? あとは難易度が一番低い探検家モードだったからか回復にそんなに価値を感じなかったのもあるかもしれませんね。

ハーティドとシャドウハートのロマンス関係はずっと見たいものを見せてもらっていたな、という印象があります。二人でお揃い(たぶん)の礼服を着て歩いているシーンがすごく好きです。物語はこれで終わりですがハーティドとシャドウハート(とアウルベア)がずっと仲睦まじく暮らしてくれることを祈っています。

一周目は初回プレイということで何もかも新鮮でした。もちろん心残りもいくつかあったけど、かなり楽しんでプレイできたと思います。何より楽しんでなきゃプレイ日記なんて書けませんからね! まさか100記事も書くことになるとは思わなくてえらい時間を取られましたがそこまでモチベーションが続いてよかったです。

ではバルダーズゲート3の初見プレイ日記はこれで完結です。オツカレサマ!

スパイク・チュンソフト
¥5,980 (2024/12/03 10:36時点 | Amazon調べ)
出演:Chris Pine, 出演:Michelle Rodriguez, 出演:Regé-Jean Page, 監督:Jonathan Goldstein, 監督:John Francis Daley, プロデュース:Greg Mooradian, プロデュース:Brian Goldner, プロデュース:Zev Foreman, プロデュース:Chris Pine, プロデュース:Nick Meyer, プロデュース:Jeremy Latcham, プロデュース:Jonathan Goldstein, プロデュース:Denis L. Stewart, プロデュース:John Francis Daley, Writer:John Francis Daley, Writer:Michael Gilio, Writer:Chris McKay, Writer:Jonathan Goldstein
¥500 (2024/08/25 18:26時点 | Amazon調べ)
  • URLをコピーしました!
目次